スヌーピーはアメリカの漫画家、チャールズ・M・シュルツが
1950年に連載を始めた漫画『ピーナッツ』に登場するビーグル犬です。
世界的に知られる大人気キャラクターであり、
日本でも高い人気を誇ります。
ここでは「スヌーピー」についての「へー!」「なるほどー!」な
雑学をご紹介します!
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チャーリー・ブラウンの飼っているビーグル犬です。
飼い主チャーリー・ブラウンとは強い絆で結ばれているのですが、
いつまでたってもチャーリーのことを
「丸頭の男の子(round-headed boy)」と呼んでいます。
誕生日は8月10日です。
チャーリー・ブラウンがスヌーピーの飼い主となる前には、
ライラという名前の少女に飼われていました。
でもライラがペット禁止のおうちへ引っ越すことになり、
飼えなくなってしまったため、
いったん生まれ故郷のデイジーヒル子犬園へと戻されてしまいました。
あるとき幼いチャーリー・ブラウンが砂場で遊んでいると、
隣にいた見知らぬ子供に頭がバケツいっぱいの砂を
チャーリー・ブラウンに浴びせかけてきました。
チャーリーは泣き出し、母親が慌てて自宅へと連れ帰りました。
翌日チャーリーの両親は彼を車でデイジーヒル子犬園へと連れてゆき
一匹の仔犬を買い与えました。
それがスヌーピーです。
名前のスヌーピー(Snoopy)は、snoopという言葉から来ているよ。
snoopは、うろうろ嗅ぎ回る、詮索するという意味だよ。
誕生日は8月10日だよ。
初めは、8月10日か8月28日かはっきりしなかったんだけど、
2011年6月にソニー・クリエイティブプロダクツから発行された
プレスリリースや、同じ年の7月付のスヌーピー公式サイト発行のメールマガジン111号で、
それが8月10日に決定したことが発表されたんだ。
これに伴って、スヌーピーのバースデー特設サイトがオープンさせたよ。
スヌーピーが初登場は1950年10月4日なんだ。
連載が始まった当初はスヌーピーは普通のビーグル犬だったんだ。
でも、回が進むごとにどんどん知的になっていったんだよ。
1952年5月27日には、
スヌーピーが頭の中で考えていることが
吹き出しのセリフとして描かれるようになったんだ。
1957年6月28日には直立二足歩行ができるようになって、
ついには著作活動を始めて、
弁護士や医者、戦闘機の操縦士といった変装をするようにもなったよ。
スヌーピーの吹き出しによるセリフは、
実際に喋っているものではないんだけど、
飼い主のチャーリー・ブラウン、そして、まれにライナスには
スヌーピーの考えていることが通じていると思われる描写もあるよ。
作者のチャールズ・M・シュルツは
「実際の言葉」と「頭の中で考えていること」を
吹き出しの下部の形で区別する手法を取っているんだ。
また、空想のなかではフランス語を巧みに操ったりするよ。
スヌーピーが
「水皿の水に僕の顔が映っている。
僕は喉が渇いているけど、この水を飲み干せば僕の顔は見られなくなる。
なら僕を見ているほうがいいや」という発言もあるよ。
好きな食べ物はもちろんドッグフード。
他にはチョコチップクッキーやピザ、アイスクリーム、ルートビアも好きなんだよ。
でも、大好物である筈の
チョコチップクッキーや、アーモンドクッキーについて、
「食べ物が中に入っている食べ物」は嫌いだと言っていたこともあったんだ。
ちなみに、彼はふつうの犬と同じ歯並びをしてなくって、
人間と同じ歯並びをしているんだよ。
「いたずらスヌーピー」という作品の中でにんまり笑った時に確認できるよ。
かなりキレイな歯並びなんだよ。
スヌーピーの大親友と言えばウッドストックだよね。
ウッドストックの言葉を理解できるキャラクターは
スヌーピーの他に兄弟のスパイクなどいるよ。
でも、ウッドストックの仲間たちとコミュニケーションや区別が出来るのは
スヌーピーだけなんだ。
ウッドストックはスヌーピーのお腹の上で寝たり、
アイスホッケーで遊ぶなど仲良しコンビなんだよ。
母の日にはいっしょに空を眺めて、それぞれの母親を想ったりするよ。
うん、スヌーピーは猟犬なんだよ。
スヌーピーのモデルであるビーグル犬(Beagle)は
古来よりウサギ狩りを業としてきたんだ。
でも、彼は猟犬であるにも関わらずウサギが大好きで、
苦手な物は隣に住む「WW2」という名前の猫だよ。
「WW2」という名前は「第二次世界大戦」の略なんだ。
チャールズ・M・シュルツは第二次世界大戦に従軍したことがあるんだよ。
他にはココナッツが苦手なんだ。
これは作者自身が苦手だったんだ。
スヌーピーに限らず、『ピーナッツ』の登場人物の多くが
ココナッツを嫌っている描写があるよ。
他には、フリーダの飼い猫のファーロンとも仲が悪いよ。
スヌーピーは閉所恐怖症なんだ。
だから、彼は眠る時は犬小屋の屋根の上で眠るんだ。
眠っていても屋根の上から落ちないのは
作者のチャールズ・M・シュルツが言うには
「渡り鳥の足と同じで、耳の筋肉が収縮して
屋根につかまって落ちないようにしているから」なんだって。
スヌーピーはとっても恋多き性格で、
何度か結婚寸前まで話が進んだこともあるんだけど、
いずれも破局してるんだよ。
結婚式の直前に媒酌人を頼んだ兄のスパイクに
婚約者を奪われたこともあり、
そのこともあってかガールハントの対象は
人間の女の子になってしまった。
スヌーピーはスポーツ万能で
漫画の中では様々なスポーツに挑戦しているんだ。
チャーリー・ブラウンの野球チームでも不動のショートなんだよ。
冬の時期はアイスホッケーにいそしんで、
1980年頃からスケートリンクの製氷車、ザンボーニの運転を始めて、
1991年には「世界一のザンボーニ・ドライバー」として
ザンボニー社から表彰されているんだよ。
さらに耳を回転させることで、
ヘリコプターのように飛行することが可能なんだ。